魔具や呪具の買い方、手放し方について。

呪い代行SELENEでございます。
更新にお時間をいただいてしまい申し訳ありません。

このところ「ネット通販で魔具や呪具などを買ったが処理に困っている」というご相談を何件かいただきました。
中には、良くないことばかり起こった気がする、手放したいけれど祟られそう、売主には怖くて問い合わせられないからなんとかしてもらえないか、などの切羽詰まったお声もありました。

まず、魔具や呪具は、正しい方法で作ることはもちろんですが、それ以上にご本人の強い気持ちとともに作っていくことで大きな効果を発揮します。

もちろん作り方があべこべでも良いということではありませんが、正しい魔具や呪具の作り方というのはさまざまな説があることも確かで、絶対的な正解があるわけではありません。

教科書通りに作ったけれど大して気持ちが入っていない魔具や呪具の力というのはたかがしれています。
それよりも、粗削りでも強すぎるほどの気持ちが入った魔具や呪具のほうが強い力を持つこともままあるのです。

対面の活動において、呪い代行SELENEに所属する術師も魔具や呪具を特別にお作りすることがありますが、その時は必ず、呪い代行の施術をするときと同じように、現状のヒアリングやカウンセリングを行います。

ただのアクセサリーや雑貨類と同じようにただ商品をお渡しするのではなく、現状やお悩み、望む未来への認識をお客様と術師との間で入念にすり合わせ、それにあわせた力を練り上げ、品物に吸わせて仕上げることが最も重要だと考えているからです。

あくまで呪い代行SELENEの考えですが、このようなカウンセリングを経ずに手にした魔具や呪具は、ただ何も考えずに持っているだけで爆発的に大きな力を持つことは基本的には多くはありません。

魔具や呪具ときくと恐ろしそうですが、必要以上におそれることはありません。
ただ、仮に手に取ろうと思ったときは、その道具があなたをどう支えてくれるのかをよく教えてくれる相手から購入されてください。

また、魔具や呪具に支配されるのではなく、自分の願いのために力を貸してもらうという気持ちでそれらの力と自分の心を上手にコントロールすることを心がけていただきたいと考えています。

最後に、身に着けていて自分にどうしても合わないと思ったものの処理は、遠慮なく販売者様にお問い合わせされるのが良いですが、難しいときは、これまでそばにいてくれたことにお礼を伝え、静かに土に還す形で手放すことも検討されてください。

それでも悪影響がおさまらない、不安が募るというときはご遠慮なくご相談くださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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